不動産業界未経験者～宅建士への道～　登録実務講習に申し込む

宅建士試験に合格したからと言って、すぐに宅建士になれるわけではありません。資格登録を各都道府県で受け、宅建士証を交付してもらう必要があります。

未経験者が宅建士になるために必要な登録実務講習

不動産会社で、不動産取引に関わる経験が2年以上あると認められれば、試験合格後は宅建士の資格登録にそのまま進むことが出来ます。

不動産業界未経験者であれば、当然この経験はありません。

経験の代わりとして、登録実務講習を受ける必要があります。通常2日間の講習を受け、修了試験に合格すれば、資格登録に進むことが出来ます。

登録実務講習は、認定の機関で受講することが出来ます。

費用は安いところだと1万円台から。高くても2万円台前半です。大手の資格予備校などが実施しています。登録実務講習の申し込み受け付けは、試験終了後すぐに始めるところも多いです。

今回申し込んだのは、大手資格予備校のLECです。ネットから行きたい日付・会場を選んで申し込みをしました。LECを選んだのは、実施している会場が、自宅から行きやすかったのと、日程が複数あったので、選びやすかったからです。

ちなみに、申し込んだ日程に行けなくなってしまった場合は、講習前であれば、変更が可能です。10月末に1月頭の講習を申し込むにあたり、日程変更が可能というのは良い点でした。3か月くらい先なので、予定が変わることもありますよね。

ちなみに宅建士試験合格後、すぐに宅建士として働く予定がない場合、資格登録をする必要はありません。合格した事実は一生いっしょうなので、いつ登録をしても構いません。

私はすぐに資格を使いたかったので、最短のコースを取りました。

宅建試験終了後、自己採点をして大丈夫だと思ったので、1週間以内には登録実務講習の申し込みを行いました。

やはり、11月末の合格発表後は申し込みが増えるようです。私が申し込んだ1月の回は、11月末の合格発表の後で見てみたら、すでに満席になっていました。

合格がほぼ確実で、登録を急ぐ場合は、試験合格発表前に申し込むのがいいかもしれません。

合格発表前に申し込む場合は、合格の証書を受け取った後、LECに合格証書コピーをメールする必要がありました。

登録実務講習を受講する前には、教材が送られてきます。

1ヶ月程度、自習期間を設けているようです。宅建試験の勉強に比べたら、ボリュームはそんなにない感じがしました。

登録実務講習の状況などは、また別の機会に報告します。