不動産パートを始めてみました
1月中旬から不動産屋で働き始めてから、1ヶ月が経過しました。
大手チェーン系の賃貸仲介専門の店舗で、営業をサポートするパート。
不動産業界では、家探しをする人が一番多くなる1~3月は、繁忙期にあたります。人手が欲しいこの時期限定のパートでした。
主な仕事は、賃貸ポータルサイトに掲載している物件の空室状況の確認・更新、新規で出てきた物件情報を電話対応、来客の案内など。あとは、賃貸物件の写真を撮りに行く仕事など。
普段、営業の社員の人がやっていることが、忙しいこの時期には対応が手薄になってしまうので、それを補うために存在する仕事のようです。
週3出勤なのでゆるめの働き方ですが、久々に出勤するようになったため、それなりに疲れます。
また、これまで働いていた業界とは全く違うので、それに驚くこともいろいろ。
いろいろ気づいた違い
紙が多い
物件情報とか、紙出力されてくるものが多い。プリンターよく稼働しているなぁと思います。
不動産業界もIT化が進んでいるらしく、以前より業務もだいぶ効率化されているようですが、まだFAXで物件情報が送られてきたり、お客さんに出す物件情報も基本紙。
最近は、ネットで物件検索するのがほとんどです。紙で出力された物件情報(マイソク)で家探しをしていた一昔前に比べれば減りましたが、今でもお店に来店した際に、物件紹介を紙ベースで出したりもしますので、今でも一定割合で健在だと感じます。

電話が多い
かけることも、かかってくることも多いです。
これまでの仕事では、メールでやり取りすることが多く、電話かけることがあまり無かったので、最初は戸惑いました。
物件の情報を確認出来るシステムを利用している管理会社であれば、電話で確認する必要はないのですが、地元の中小不動産会社の管理物件や、個人の大家さんだったりするとそれが出来ず、電話する必要が出てきます。
電話は人の時間を奪うから、メールでやり取りした方がいいんじゃないかと今までは思っていました。とはいえ、電話かけまくります。
電話することが多かった地元の中小不動産会社は、会社によっては、すごい対応が雑でした。社名名乗らないとか。すごいぶっきらぼうとか。。。。また、いつ電話しても出ない会社とかありました。まぁ、こういう立場じゃないとなかなか電話出来ないので、あーこの会社やだなぁと分かったり、なかなか面白くはありました。
大家さんへの電話は、年配の方だと世間話をされたり、話し役になるのも面白い経験ではありました。
現場は結構アナログかつゆるめ
今回パートした会社は、大手ということもあり、社内システムは結構しっかりしている気がします。でも、現場の人たちの仕事のし方は、結構非効率じゃないかと思うこともあったりします。
え、もっと効率的なやり方あるんじゃないのかと思うこともあったり。で、新人の営業さんは、ここしかやり方知らないから、それでやってしまうのが続く・・・
私のクセで、仕事をやりながら、もっと楽なやり方ないかなとかすぐ考えてしまいます。まぁ、今回は短期のパートなので、変に口出しはしませんが。
おそらく昔はもっと、アナログだったと思います。これはこの業界に限ったことではないかもしれませんが。
あと、もっと朝礼とかして、今月何件!とかあるのかと思っていましたが、私の働いている店舗は朝礼もありません。これは店長の性格によりそうですが、正直、ゆるい感じのする店です。
繁忙期限定なので、そろそろ辞めます
まぁいろいろ違いはあるものの、転職何回もしている身のため、適応していくのはそんなに苦ではなく、新たな体験(ネタ)が増えると思いながら、日々仕事しています。
ただ現在2月中旬、始めてからまだ1ヶ月しか経過していないのですが、正直、そろそろ辞めようかと思っています。
そもそも4月末までの短期雇用でしたが、3月には繁忙期は終わるので、それを区切りに辞めるつもりです。繁忙期限定の時給も3月まで。今回の契約だと4月からは普通の時給に下がってしまうのも、1つの理由です。
あと繁忙期と言われたものの、そこまで来客に追われている店には見えないということもありました。これでもいつもよりは忙しいのかもしれませんが。
またすごく実感したのは、やはり雇われで誰かに言われたことだけやる仕事は面白くないなぁと。前職を辞めた時に分かっていたことではありましたが、自分には合わない働き方だということを再実感しました。
もともと不動産業を開業するために必要な宅建士免許登録と、免許証交付に時間がかかることから、その間を埋めるためのパートでした。
3月末には宅建士の免許証交付の目途も立ちそうなので、宅建業開業に向けて動きだせそうです。
この経験が今後役に立つのかは謎ですが、不動産業界について片足(片指?)入れたくらいは知れたかなと思います。
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