宅建業申請前に、法人設立手続きを自分でやってみました。

不動産屋の開業

宅建業の開業手続きの前の、一つの大仕事は法人を設立することでした。

自力で法人設立してみた

宅建業開業も初めてながら、法人設立も初めての経験でした。

私の場合、自力でやる時間はあり、どうせならなるべく自分でやってみたいという気持ちもありました。ただしやり方は知りません。

そんな折に知ったfreee会社設立を利用して自力で設立しました。このサービスを使っている時点で、自力でというのはちょっと語弊があるかもしれませんが・・それぐらい便利なサービスでした。

freee会社設立の入力画面に必要な項目を入れていくと、会社設立に必須な定款が出来上がります。それを認証してもらい、法人登記する流れです。

必要な項目を入れる際の不明点は、ネットや本で必要な情報を調べながら進めました。私は利用しませんでしたが、freee会社設立にもサポート窓口はありますので、不明点を聞くこともできるかと思います。

本で役に立ったのはこれです。一通りの流れで書いてあるので、必要なところを折々確認していました。ネットでも拾える情報ですが、体系的になっている情報が1つあるのでは違います。

freee会社設立では、次に何をすればいいのかもサイト上で分かるようになっており、各機関に提出する書類も、サイトからダウンロード可能でした。しかも会社名など入力した情報は入れてくれてあります。

このサービスを使い始めてから、3週間ほどで法人登記完了までこぎつけました。実際はもっと早く登記完了(法人設立)までこぎつけることも出来ると思います。

私の場合は、年度末だったからなのか?、公証役場での定款認証の予約がすぐにとれませんでした。そのため、ここで時間を少しロスしました。こういったこともあるので、具体的な法人登記希望日があれば、時間に余裕をもって進めた方がよいです。

公証役場での定款認証の手続きも、法務局への法人登記書類提出の手続きも、自分で行きました。どちらも行ってみれば、あっという間に終わってしまい、あっけない感じでした。

ただいずれも、普段行かないような場所に行ったので、社会見学のようでなかなか面白かったです。

こんな人は、自分で会社設立してみては?

今回、自分で会社設立してみて、こんな人にはこのやり方はおススメだと感じました。

  • 自分で会社設立する時間がある人
  • 不明点をある程度自力で調べながら解決していける人
  • 会社設立の流れについて理解しておきたい人
  • 司法書士などへの依頼費用を節約したい人

ちなみに法人を作る上で、一番悩んだのは会社名を何にするかでした。一度決めたら、変更するのはいろいろと面倒になります。かといって、ここにあまりに長い時間を割くことも出来ないと思ったので、最後は勢いで決めました。

会社設立を自分でやってみようかと考えている方の、参考になれば幸いです。

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