実家の片付け。亡き父の趣味の品々の片付けに利用したサービス

実家はとにかくモノが多い・・でもお宝の山かも

どこの家も同じかもですが、実家はとにかくモノが多いですよね。

実家は平成元年に新築してから約35年くらいが経過していました。

最初は家族5人(父母・娘3人)で暮らしがスタート。子ども達が独立した後、4年前、父が亡くなるまでは父・母2人だけでずっと住んでいました。

子ども達が残していったモノたちも膨大でしたが、父関連のモノたちはもっとすごかったです。

父は多趣味な人で、父の趣味のモノが、実家にはとにかく沢山ありました。

実家には父の趣味部屋があり、1部屋まるまる趣味で埋めつくされていたほどです。

というと聞こえはいいですが、実態は、捨てられない父が集めてきたものもたくさんある状況でした。

そのまま廃棄処分してしまったものも沢山ありましたが、売れるものは極力売るようにしました。

売ったモノたちと、利用したサービスを紹介します。

父はアマチュア無線が趣味の人でした。高校生の頃から始め、亡くなるまで、関わり方に波はあったと思うのですが、生涯ずーっと続けている趣味の筆頭でした。

趣味の枠にとどまらず、一時期はアマチュア無線講習の先生もやっていたりしました。

無線関連の機材は、そのまま処分してくれと父は言い遺してました。ただ捨てるのも費用がかかりそうなものばかりだったので、売れそうなものを見繕い、オークションに出していました。

普段、販売価格がある程度予想できるものは、メルカリのようなフリマアプリを使っていました。ただ、無線機材のような、自分では全く価値・価格の判断がつかないものは、ヤフオクを利用しました。

無線機材を出品してみて驚いたのは、とにかく何でも売れたということです。全て、動作保証はしないジャンク品扱いで出品したのにも関わらずです。

これまで無線機材以外も、自分が使わなくなったものをヤフオクで出品したことは何度かありましたが、ここまで反響が大きいジャンルは初めてでした。

始まってからの、閲覧数・ウォッチリスト数もこれまで扱ってきたどのジャンルより飛びぬけており、高いものだと4万円を超えるものが何台か。

ヤフオクへの手数料を除いても、30万円近く残りました。

購入していただいた方たちも、連絡をきちんとしてくれたり、すごく感謝してくれる人もいたりして、やりがいのある出品でした。

亡くなった父にとっても、自分が使っていたものを、新たに使ってくれる人が見つかって良かったと思っているのでは、と感じていました。

レコードも大量にあり、一部はヤフオクで売っていましたが、梱包に気を使わないといけないこと、手間の割に高値で売れないことも多かったので、レコード買取業者に最終的には出しました。

使ったのは、エコストアレコードという会社です。

梱包する段ボールがない場合、ネットで申し込む際に依頼することも可能です。

段ボールが届いたら、箱詰めし、準備が出来たら連絡すると運送会社が取りに来てくれます。レコードはまとまると結構な重量にもなります。提供してもらえる段ボールはレコードを入れる用のサイズですし、頑丈に出来ていました。また玄関先まで、運送会社に取りに来てもらえるのは非常に助かりました。

送付後、数日もすれば、査定結果の連絡があり、了承すれば、査定金額が指定銀行に振り込んでもらえます。

非常にスピーディな対応で、利用してよかったと思う会社でした。

レコードは買取業者からの買取金額・ヤフオクでの販売金額で、全部で15万円くらいにはなりました。

ギター、スピーカー、レコードプレイヤーなど音楽関係の機材は、出張買取業者を利用しました。

依頼すると、自宅まで無料で出張査定に来てくれます。その場で査定・買い取り・引き取りしてくれますので、発送する手間もかかりません。

買い取りできないものは、その場で断られてしまいますので、自分で処分する必要があります。ただ少しでも現金化でき、しかも引き取ってもらえるのが助かりました。

時間があり、自分で手間をかけてもいいのであれば、ヤフオクやメルカリといったサイトを利用するのがよいです。まとめて買い取られるよりは、高値で売れるという可能性も残っていますので。

実家と自分の家が近いのであれば、そのような形で、徐々に出品をしていくことも出来ると思います。

今回、自身は実家が遠方だったので、帰省の際、売れそうなものだけを持って帰り、自分の家で出品する形をとっていました。なので、限界がありました。

最近は、実家の片づけをする需要が高まっているからか、いろんなジャンルの買取サービスも、様々な会社が提供しています。

ただ捨ててしまえば、引き取り費用を払わなければならないですが、場合によっては現金化出来ますし、誰かに新たに使ってもらえるという可能性もあります。

そういった意味で、実家の片付けにオークションや買取サービスを使うのは、意義があると感じました。