実家の売却を検討する際、一番気になるのは、いったいいくらで売れるのか?ではないでしょうか?
わが家も売却を考えた際、そこから始まりました。
きっかけは、知り合いからの問い合わせ
最初のきっかけは、母の知り合いが家を探しているとの情報でした。別の知り合い経由で話がつながり、家を見に来てもらった後、購入を検討するための価格の問い合わせがありました。
当然、母には価格の検討もつきません。
田舎だと、不動産ポータルサイトで周辺の検索をしてみても、そもそも物件がほとんどなく、あったとしても土地の広さ・家の古さが全く異なり、あまり参考になりそうにありませんでした。
この段階で不動産会社に査定してもらうことにしました。1社だけだと比較しようがないので、複数社にお願いしました。
1社目は、実家を設計してもらった設計士さん経由の紹介の不動産会社。
2社目、3社目は、娘である自分がネットで検索し、電話で依頼しました。条件的には、実家のある地元の不動産会社で、アットホームなど、大手の不動産ポータルサイトに売家情報を掲載している会社を選びました。
4社目は、イレギュラー的に大手不動産ポータルサイトの一括見積り依頼からでした。一括なのでまとめて依頼できるはずですが、田舎だったので、買取業者1社しかヒットしませんでした。見積もりをしてくれたのは、古家をそのまま買取り、再生させて販売する業者でした。買い手いない状態で買い取ってもらえるのがメリットのようでしたが、今回は、買い手候補ありの状態での問い合わせだったので、見積価格は参考程度に留めました。
ネットの一括見積依頼サイトは、複数社にまとめて依頼することが出来ますので、場所によってはありだと思います。不動産会社に個別で連絡するのって、結構勇気いりますからね。
不動産会社からの価格査定が出そろう
1社目~3社目は、不動産会社の担当者が、実家を訪問してくれました。
母には1人で対応してもらいました。
合い見積もりを取っていることは話しませんし、聞かれませんでしたが、おそらく合い見積もりを取っていることは分かったのではないでしょうか?
査定は早いところで数日、遅いところで1週間強くらいかかりました。
依頼したタイミングがずれたので、最初の業者に査定をもらってから、最後の業者の査定が出てくるまでには2週間くらいの時間差があったと思います。
査定価格は、3社3様でした。
一番安いところと、高いところでは数百万円の差がありました・・・
購入希望者に価格を提示
この3社の見積もりを元に、家族会議を行いました。
今回は、まだ売り出しを検討し始めたところだったこともあったため、様子見という意味でも高めの査定金額に近い金額で、母の知り合いには回答しました。
もしこのまま進むようであれば、査定をお願いした不動産会社のいずれかに間に入ってもらうつもりでいました。
結果は、相手の方からお断りの返事がありました。想定よりも高いと感じたようです。
断りの連絡をもらった際、知り合いの方は過去に取引のあった、近隣の物件の価格と比較していたことをその時に言ってきました。ただ、その価格はあまりにも低い金額でした。売り急いでいたのではないかと思われるような金額です。
最初から、そのことを言ってくれればよかったのに・・と思いました。
ただ知っていたとしても、売り急いでいる状態ではないわが家では、そこまで値下げするつもりはありませんでしたが。
きっかけを作ってもらえたと考えた
知り合いの方との話は、これで無くなりました。
母は少し残念がっていましたが、価格を知ることが出来るきっかけを作ってもらったという意味で、問い合わせしてくれてよかったと感じました。
これをきっかけに、実家を売却する方向で進んでいくことになります。
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